HTTP モニター
Web サイトや API エンドポイントに定期的に HTTP リクエストを送信し、レスポンスのステータスコードやボディを確認します。
HTTP モニターは、単にサーバーへ接続できるかではなく、アプリケーションが期待どおりの HTTP 応答を返すかを確認したい場合に向いています。
- Web サイトや公開 API のステータスコードを確認する
- ステータスコードが 200 のまま表示内容だけ変わる障害をキーワードで検知する
- GET、HEAD、またはリクエストボディを必要としない POST エンドポイントを確認する
ポートが開いていることだけを確認するなら TCP モニター、ホストへの到達性を確認するなら Ping モニターを使います。
- サービス詳細から「新規モニター」を開き、タイプに HTTP を選択します。
- URL にはリダイレクト前ではなく、実際に監視したい最終 URL を指定します。HTTP モニターはリダイレクトを追跡しません。
- メソッドを選びます。通常は GET、ボディを取得せず応答だけを確認する場合は HEAD を選びます。POST を選んでもリクエストボディは送信されないため、空の POST を受け付けるエンドポイントに限って使用します。
- 期待ステータスには、正常時に返るコードを 1 つ指定します。複数コードの許容範囲ではなく、指定値との完全一致で判定されます。
- 必要に応じてキーワードと含有条件を設定します。HEAD ではレスポンスボディを確認できないため、キーワードチェックと組み合わせないでください。
- 通常時の最大応答時間を考慮してタイムアウトを決め、プランの最短間隔以上のチェック間隔を選んで作成します。
画面上の入力項目、許容範囲、既定値はモニター画面リファレンスを参照してください。
HTTP メソッド
Section titled “HTTP メソッド”| メソッド | 用途 |
|---|---|
| GET | 一般的な Web ページや API のチェック(デフォルト) |
| HEAD | ボディ不要でステータスだけ確認したい場合。転送量を抑えられる |
| POST | 空の POST を受け付けるエンドポイントのチェック。リクエストボディは送信されない |
キーワードチェック
Section titled “キーワードチェック”レスポンスボディに特定の文字列が含まれる必要があるか、反対に含まれてはならないかを検証できます。ステータスコードが正常でも、ページ内容が条件と異なる場合は down になります。
例えば、メンテナンスページに切り替わった際にステータスコードは 200 のままでも、本来のコンテンツが表示されていないことを検知できます。
カスタムヘッダー
Section titled “カスタムヘッダー”カスタムヘッダーは Public API、CLI の --config、または MCP の config オブジェクトから指定できます。現在のダッシュボード画面にはカスタムヘッダーの入力欄はありません。ヘッダー名は英数字とハイフンのみ使用可能で、値に改行は使用できません。
以下のヘッダーはセキュリティ上の理由で設定できません:
HostAuthorizationCookie/Set-CookieTransfer-EncodingContent-Length
判定の仕組み
Section titled “判定の仕組み”リクエストは設定したタイムアウトで AbortController により打ち切られます。次のいずれかに該当すると down になります。
- 300 番台のリダイレクトが返る(期待ステータスに同じコードを指定していても追跡せず
down) - レスポンスのステータスコードが期待値と異なる
- レスポンスがタイムアウト時間内に返らない
- レスポンスボディが設定したキーワードの含有条件を満たさない
- 接続エラー(DNS 解決失敗、接続拒否など)
down がいつインシデントになるかは監視ライフサイクルを参照してください。
トラブルシューティング
Section titled “トラブルシューティング”| 症状 | 確認すること |
|---|---|
301 / 302 で down になる | Location が指す最終 URL を監視対象に設定する |
| HEAD とキーワードの組み合わせで失敗する | ボディを確認する場合は GET に変更する |
| 期待ステータスが合わない | 認証前後やメンテナンス時ではなく、正常時に実際に返る 1 コードを指定する |
Request timed out と表示される | 通常時の応答時間を確認し、必要ならタイムアウトを最大 30 秒まで延ばす。長時間処理ではなく軽量なヘルスエンドポイントを監視する |
| URL が登録できない | http:// または https:// のパブリック URL を指定する。localhost、プライベート IP、内部ホストは使用できない |
| 認証必須の URL を監視できない | Authorization や Cookie は設定できないため、機密情報を要求しない専用ヘルスエンドポイントを用意する |
| POST 先が入力不足を返す | HTTP モニターはリクエストボディを送らない。空の POST を受け付けない場合は監視用エンドポイントを分ける |